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ハーレーダビッドソン ビンテージ・モデル

フラットヘッド FLAT HEAD


質実剛健な実用者は、世界大戦でも大活躍!
「ベビーツイン」と呼ばれる排気量45ci(=750cc)のWL系モデルは最もベーシックな旧車と言える。ピストン脇に配されたバルブは4つのカムギアトレインにより制御され、それを覆うヘッドはプラグホールと燃焼室のみ。「フライヘッド」はそのヘッド形状に由来する。シリンダーにレイアウトされたバルブからサイドバルブとも呼ばれる。公共機関のサービス(=三輪車)やアメリカ陸軍にも正式採用されたタフなマシンだ。

1942WLA

「質実剛健」が真骨頂であるフラットヘッドのWL系モデルだが、その耐久性は第2次大戦で米国陸軍に正式採用されたことでも実証済み。このモデルで最も多く生産されたのが、世界各国の戦地を駆け抜けた車両でARMYの頭文字が付くWLAだった。リアにサスペンションを持たないリジッドフレームとスプリンガーフォークながら、その走破性能は非常に高い。軽い車体と粘り強いエンジンでオフロードもガンガン走る。「古き良きアメリカンスタンダード」とは当にベビーツインを指すのである。

大排気量モデル1947UL

排気量45ciのベビーツインがポピュラーだが、少数ながらビッグツインも存在する。VやU系モデルがそれで、排気量は80ci(=1340cc)。写真は47年式のULをベースに当時の雰囲気でカスタムしたもの。


「シンプル」ゆえに生まれた優れた耐久性

エンジン内のカット。ピストンの脇に配された吸排気バルブ。ヘッドはプラグホールと燃焼室のみ!このエンジン機構から「フラットヘッド」「サイドバルブ」と呼ばれた。



エンジンのパーツ点数を現行モデルのOHVと比較すると驚くほど少ない。WL系エンジンは1932?1952年まで生産されたロングセラー・エンジン。








 

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